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アルモントに行きたくて - Baroque concert in Almonte, Ontario

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オタワから南西へ約50km。 混んでいなければ、 議事堂前から車で約40分ほどで行ける田舎町、アルモント。 この町はとても可愛らしくて、 最近はもっぱらアメリカ映画の撮影場所になっているのだとか。 以前、 隣町のカールトンプレースへ行った帰りに通ったり、 繊維フェアがあって会場へは行ったものの、 散策したこともなく、ぜひまた行きたいと思っていたのでした。 今回なんと、 アルモントの旧タウンホールでコンサートがあったのです。 コンサートなんていうと大抵は夜ですが、 アルモントのは日曜日の午後。 私にとっては最高のタイミングです。 アルモント案内/ Almonte info 旧タウンホール 建物の手前に滝 コンサート情報/ Almonte in concert 程よい広さのホール   Infusion Baroque マクギル大学で学んだ4人の若い女性たち、 フルートもバイオリンもチェロも印象的でしたが、 中でもチェンバロは特に素敵でした。 山水画的な風景が 鍵盤は2段 なぜ中国の風景画が描かれているのか、 興味あるところです。 会場で販売されていたCDは2枚とも購入。 モントリオールが拠点みたいなので、 そっちでの演奏会にも、 チャンスがあれば行ってみたいです。 一番下の2つがCD *** 実は今回、早めに自宅を出発、 カールトンプレース経由にしました。 オタワから西、カナタ方面へ417号線をひた走り、 イベント会場のカナディアンタイヤプレースを通り越したら、 7号線でカールトンプレースへ入ります。 3つ目あたりの大きい交差点で右折して、 29号線へ。 ここでちょっと遠回り。 さらに南下してフランクタウンロード、 ムーアストリートと進むと、 目抜き通りであるブリッジストリートで出るのです。 一旦下ってまた上る…的でかなり無駄な感じがするかもしれませんが、 オタワ東の町では見られない町並みがあるので、 私的には外せません。 1800年代の終わりから1900年代初頭(私は「マードック時代」と命名) を彷彿とさせる建物がいくつもあり、 車で通り抜けるだけでも楽しめます

冬のお泊まり - Escaping from Christmas in Wakefield PQ

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師走…。 オタワはあちこちでクリスマスツリーの点火があり、 国会議事堂のライトショーが始まり、 いよいよクリスマスのカウントダウンが始まる。 カナダのクリスマスは、 日本のお正月のようなものだろうか。 家族が揃って祝うもの、という認識なのだ。 普段は遠くで暮らす子供たちも帰宅、 一同が揃ってプレゼントを交換し、 25日の夜は七面鳥のディナー。 概ね、11月最終の週末にクリスマスパレードがある。 12月に入ったらアドベントが始まって、 敬虔なカトリックの人々は毎日教会へ祈りに行き、 家の周りを電飾で飾り、 リビングにはクリスマスツリーが鎮座する。 25日の朝にプレゼントを開けるので、 日を追うごとにツリーの下が箱や袋で賑やかになっていく。 プレゼントや装飾はともかく、 帰ってくる子どもたちもいないし、 待っていてくれる親もない。 そんな子なし夫婦の私達には、 何かと気持ちが沈みがちになる季節なのだな、これが。 数年続けて夫の家族がディナーに呼んでくるのだけど、 ひとん家のクリスマスディナーへ行くのは、 本当に本当にお邪魔虫以外の何ものでもない。 前置きが長くなったけれど、 今年はこれまでと全く違う過ごし方をした。 クリスマスをホテルで過ごすことにしたのだ。 オタワから北方向へ約30km。 川向こうのケベック州にあるウエークフィードは、 屋根付き橋で人気の田舎町。 高速道路5号線を20分も走れば、 そこはもう雪国…みたいな雰囲気がする。 ウエークフィードのミルホテルへ2泊3日の滞在。 昔は製粉所として使われていた建物をホテルに改築しており、 なかなか風情があっていい感じ。 滝側からホテルを見る Wakefield Mill Hotel オフシーズンで静かだとばかり思っていたのに、 意外にも老夫婦の泊まり客が多かった。 私たちと同じような境遇にいるカップルが多いということか。 クリスマス当日はブランチが盛大で、 付近の住民だけでなく、オタワあたりからも来ていたのかも。 ラウンジでは生演奏のキーボード。 クリスマスじゃない曲ばかりを選んでた。 眺めは良いけど、寒いよ窓際 2つあるダイニングルームは、 どちらもリ